【中国必須知識】中国歴代王朝をアルプス一万尺で覚える

コラム

突然ですが、皆さんは中国歴代王朝名を言えますか?

学生さんはもちろんですが、社会人になっても中国ビジネスに携わる方なら、中国歴代王朝を言えるとポイント高いと思います。

私は、大学受験をする際にアルプス一万尺の替え歌で覚えました。

大学受験といったら…相当、大昔の話です。何年前かはナイショですが(笑)。

それをいまだに覚えているので、替え歌の力は絶大だと思います。(同じ時期に丸暗記した日本の歴代総理大臣名はもう言えません…)

今回は、そんな一度覚えたら忘れられない?!アルプス一万尺中国歴代王朝バージョンをご紹介したいと思います。

動画がありました!中田敦彦さんのYoutube大学から

テキストだけですと、なかなか伝えにくいなと思い動画を探してみた所、ありました!

いくつか動画を見つけたのですが、中田敦彦さんのYoutube大学で紹介されているものが、ちょうど自分が覚えたものと同じバージョンでしたので、こちらを載せさせていただきました。

アルプス一万尺中国歴代王朝バージョン
殷 周 春秋戦国 秦 (アルプス一万尺)
前漢 新 後漢 (こやりのうえで)
三国 晋 南北朝 (アルペンおどりを)
隋 唐 五代 (さあ踊りましょ)
宋 元 明 清 (ランランランランランランランラン)
中華民国 (ランランランランランランラン)
中華人民共和国 (ランランランランランランランランランランランランラン)

中田敦彦さんのYoutube大学は、本当に役立つ勉強法がたくさん紹介されていますね。そして、幅広い~。

是非Youtube動画を何度も観ながら、歌って覚えてみてください!

嘘みたいな本当の話・転職活動中とある面接官から「中国歴代王朝」を言えるか質問が

嘘みたいな本当の話ですが、転職活動をしていた時、とある会社のとある面接官から「中国歴代王朝を言えますか?」と突然ふられたことがあります。

三国志等中国の歴史がお好きな方だったので、中国語が話せるだけではなく歴史や文化の知識もあるかどうかのテストだったのでしょうか。

「普通には言えませんが、歌えます!」と答えて歌った所、「おぉ~~っ!」ってなりました。結果、面接も無事合格したのですが、改めてアルプス一万尺替え歌に感謝しましたね。

そんなわけで、きっと思っている以上に使えるかも知れない技なので、覚えておくことをおススメします。

【秦・新・晋・清】シン王朝の区別

アルプス一万尺替え歌で中国歴代王朝を覚えていくと悩むのが、「シン」王朝だと思います。

そう、歌っていると気づくのですが、4回も「シン」が出てくるのです。

「秦・新・晋・清」と全く違う王朝なのですが、日本語だと全て「シン」と発音するため、この4つは区別して覚えておくと良いでしょう。

シン王朝の区別と覚え方
秦(紀元前778年 – 紀元前206年):
中国全土を最初に統一した王朝です。「秦の始皇帝」だから一番始めに出てくる「シン」と覚えました。

新(8年 – 23年):
前漢を滅ぼし「新」王朝を立ち上げた王莽(おうもう)。よほど人徳がなかったのか1代15年で滅びてしまいます。そのため、「新」の次は後漢と「漢」の名が再び使われます。前漢と後漢の間の「シン」は「新」と覚えましょう。

晋(265年 – 420年):
卑弥呼の血縁者でのちに邪馬台国を統治した壱与(イヨ)が、魏及び晋王朝に朝貢を行っていたと中国の歴史書に記載があるそうです。『魏志倭人伝』は日本史で勉強し覚えている方も多いと思います。魏は「三国」、その次に出てくる「シン」は「晋」と覚えました。

清(1616年 -1912年):
中国最後の王朝。あまり良い覚え方ではないかも知れませんが、「日清戦争」の「清」と覚えました。映画『ラストエンペラー』、小説『蒼穹の昴』等の作品で日本人になじみのある王朝でもあると思います。

中国歴代王朝を知っていると好感度も上がる?!

例えばですが、日本の歴史の時代区分を替え歌で歌える中国人がいたら、純粋にすごいと思いませんか?

「日本通なんだな」「私よりも歴史に詳しいかも?!」と驚かれるかも知れません。とりあえず、インパクト大で印象に残りやすいと思います。

人は自分に興味を抱いてくれる人を好きになる傾向にあります。

特に、中国人は歴史好きが多く、歴史が話題になることもよくあるので、王朝の順番を知っておいて損はないと思います。会話の中で自然に話せると、間違いなく好感度は上がるはずです。

替え歌で覚えていると、一度頭の中で最初から通して歌ってみないと知りたい順番が出てこなかったりするのが難点ですが、歌で覚えると忘れにくいので是非歌って覚えていただけると嬉しいです。

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